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2026/07/14 11:49

クローゼットの衣類収納量は、ハンガーパイプを上下2段に増設する「ダブルハンガー」で最大2倍に増やせます。天井までの高さを無駄なく使い、丈の短い衣類を集約することで、床置きゼロの収納が実現します。


この記事では、可動棚「シューノ32」を製造するロイヤルの直営アウトレットが、ダブルハンガーの仕組みと失敗しない作り方を、実測データとともに解説します。

【「ダブルハンガー」とは?1本のクローゼットを2段に分ける収納術】

「ダブルハンガー」とは、クローゼット内のハンガーパイプを上段・下段の2段に分けて設置する収納方法です。


一般的なクローゼットは、天井高2,400mm程度に対してハンガーパイプが1本しか設置されていないケースがほとんどです。この場合、パイプの下からハンガー丈分(約1,000~1,200mm)を差し引いても、上部に500mm以上のデッドスペースが生まれます。


ダブルハンガーは、この上部の空間にもう1本パイプを増設し、丈の短いアイテム(シャツ、ジャケット、スカート、子ども服など)を上下2段で掛けることで、同じ間口幅でも衣類の収納本数を大きく増やせる方法です。


ダブルハンガーが向いている衣類は次のとおりです。


・シャツ、ブラウスなどの丈の短いトップス

・ジャケット、カーディガン

・スカート、パンツ(ハーフ丈で吊るす場合)

・子ども服(大人よりさらに丈が短いため段数を増やしやすい)


反対に、ロングコートやワンピースなど丈の長いアイテムはダブルハンガーに向いていません。こうした長物は片側を「シングルハンガー(1段掛け)」にゾーニングし、ダブルとシングルを併用するのがプロの配置です。

【ダブルハンガーで収納量が2倍になる3つの理由】

1つ目は、天井までの「デッドスペース」を有効活用できることです。固定式のクローゼットハンガーは施工時に高さが決まってしまい、後から変更できません。一方、可動棚システムを使えば、棚柱(サポート)に沿ってハンガーパイプの高さを自由に設定できるため、天井近くまで無駄なく2段目のパイプを配置できます。


2つ目は、収納する衣類の丈に合わせて高さを調整できることです。家族それぞれの身長や衣類の丈は異なります。可動棚のハンガーブラケットは棚柱の穴(スリット)に差し込むだけで位置を変更できるため、大人用は上段を高めに、子ども用は上下とも低めに、といった暮らしの変化に合わせたレイアウト変更が何度でも可能です。


3つ目は、衣替えのたびに配置を最適化できることです。夏はシャツ類が増えて2段掛けの比率を上げ、冬はコート類が増えるので1段掛けの比率を上げる、といった季節ごとの調整も、ビス留めのやり直しなしで対応できます。

【ダブルハンガーの要は「耐荷重」シューノ32が選ばれる理由】

ダブルハンガーは2段分の衣類の重みが同じ支柱にかかるため、ハンガーパイプ自体の耐荷重性能が特に重要になります。


ロイヤルの可動棚システム「SSシステム」には、用途別に「シューノ19」と「シューノ32」の2シリーズがあり、それぞれの安全目安荷重の目安は次のとおりです(間口900mm時の社内測定データに基づく数値。実際の設置環境により変動します)。


シューノ19

安全目安荷重の目安:平均約40kg、最大53kg

主な設置場所:玄関・リビング・子ども部屋など

特徴:棚位置のピッチが細かく、高さ調整が細やか

抜け止めロック機能:標準装備

防サビ表面処理:あり


シューノ32

安全目安荷重の目安:平均約60kg(最大100kg)

主な設置場所:クローゼット・押入れ・パントリーなど

特徴:棚板の奥行きがあり、大きく重いものに対応

抜け止めロック機能:標準装備

防サビ表面処理:あり


クローゼットは衣替え前後にまとまった衣類の重みが集中しやすい場所です。ダブルハンガーで2段掛けにする場合、特にコートやジャケットをまとめて掛ける段には、耐荷重性能に余裕のあるシューノ32を選ぶことで、たわみや落下の不安なく安心して使用できます。


なお、どのシリーズを選んでも、実際に載せる重量は安全目安荷重の8割以内に収めるのが安全な使い方の目安です。

【ダブルハンガーをDIYで作る3ステップ】

ステップ1:クローゼットの内寸を採寸する。天井までの高さ、間口幅、奥行きを採寸します。特に天井高から現状のハンガーパイプ位置を引いた「上部の余白」を測ることで、2段目を設置できるかどうかが判断できます。


ステップ2:棚柱(サポート)を壁に固定する。石膏ボード壁の場合は、必ず下地(間柱)の位置を確認してから棚柱を固定します。


ステップ3:ハンガーブラケットを上下2段の位置にセットする。棚柱のスリット穴にハンガーブラケットを差し込むだけで固定は完了します。上段・下段の間隔は、収納する衣類の丈より5~10cm程度余裕を持たせるのが、シワや型崩れを防ぐポイントです。

【よくある質問】

質問:ダブルハンガーにすると、既存のクローゼットの奥行きは変わりますか。

回答:奥行きは変わりません。ハンガーパイプを上下2段にするだけなので、間口・奥行きの寸法はそのままに、収納できる衣類の本数だけを増やせます。


質問:賃貸住宅でもダブルハンガーは設置できますか。

回答:SSシステムはビス留め専用の強固なつくりのため、賃貸住宅への設置には事前に管理会社への確認・許可が必要です。壁に直接ビス留めするタイプは原状回復が難しいため、突っ張り式で設置したい場合は他社製品をご検討ください(SSシステムに突っ張り式の製品はございません)。


質問:シューノ19とシューノ32、ダブルハンガーにはどちらが向いていますか。

回答:コートなど重い衣類を含む場合はシューノ32、シャツなど軽い衣類が中心であればシューノ19でも十分対応できます。詳しい選び方は以下の記事でも比較しています。

▶ 収納の悩みがゼロになる?可動棚SSシステム(シューノ)を選ぶ前に知っておきたいこと

https://olsssystem.official.ec/blog/2026/02/17/095959


質問:DIY初心者でも自分で設置できますか。

回答:棚柱の固定さえ正確にできれば、パーツの差し込みだけで設置できるため初心者でも十分可能です。ただし石膏ボード壁への下地探しが最重要ポイントになります。詳しい手順は以下の記事で解説しています。

▶ 壁の下地、どう探す?可動棚を安全に取り付けるための必須知識

https://olsssystem.official.ec/blog/2026/02/17/100011

【まとめ】

ダブルハンガーは、天井までのデッドスペースを2段掛けで活用することで、クローゼットの衣類収納量を最大2倍に増やせる方法です。2段分の重みを支えることになるため、耐荷重性能に余裕のあるシューノ32を選ぶことが、長く安心して使うためのポイントになります。


SSシステム公式アウトレットでは、シューノ32のハンガーブラケット・棚柱を正規品と同じ性能のまま、お求めやすい価格でご用意しています。


▶ 洋服収納の極意。「掛ける」と「畳む」を使い分ける可動棚クローゼット術

https://olsssystem.official.ec/blog/2026/07/14/110914


▶ ウォークインクローゼットのデッドスペースをゼロに!間取り別レイアウト術

https://olsssystem.official.ec/blog/2026/07/14/113406


▶ シューノ32(クローゼット・重量向け)パーツを見る

https://olsssystem.official.ec/categories/951016


▶ その他の収納アイデアはこちら(ブログ一覧)

https://olsssystem.official.ec/blog

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